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本文中の
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で囲まれている個所は法令からの抜粋なので読まなくても大丈夫ですからね!!
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(第16回)『車庫の面積ってどれくらい必要なの?』
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2009/05/19 時点記事
運行管理・安全管理からまた少し脱線しましょう。
運送事業はトラックを使うわけですから当然車庫が必要ですよね。
でも、車庫を借りる時にその車庫で何台とまれるか正確にわかりますか?
ぎゅうぎゅうに押し込んでとまれればいい、というわけではないのです。
ということで、自社のトラックもしくは追加で予定しているトラックを
留めるためにためにどれくらいの面積が必要かを勉強しましょう。
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『一般貨物自動車運送事業及び特定貨物自動車運送事業の許可申請の処理方針について』
より。
4.車庫
(1) 原則として営業所に併設するものであること。ただし、併設できない場合は平成3
年6月25日運輸省告示第340号に適合するものであること。
(2) 車両と車庫の境界及び車両相互間の間隔が50センチメートル以上確保され、かつ、
計画する事業用自動車のすべてを収容できるものであること。
(3) 他の用途に使用される部分と明確に区画されていること。
(4) 使用権原を有することの裏付けがあること。
(5) 農地法(昭和27年法律第229号)、都市計画法(昭和43年法律第100号)等
関係法令に抵触しないものであること。
(6) 前面道路については、原則として幅員証明書により、車両制限令に適合するもので
あること。
『平成3年6月25日運輸省告示第340号』より抜粋
自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令(昭和37年政令第329号)第1条第1号の
規定に基づき、運輸大臣が定める地域及び運輸大臣が定める距離を次のように定めた
ので、告示する。
〜 中略 〜
ニ 貨物自動車運送事業法(平成元年法律第83号)第二条第一項に規定する貨物自動車
運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く。)及び自動車の保管場所の確保等に関する
法律(昭和37年法律第145号)第13条第1項に規定する第二種貨物利用運送事業
東京都(特別区に限る。)神奈川県(横浜市及び川崎市) 20km
他、10kmのところと5kmのところがあります。
ちなみに貨物軽自動車運送事業は2kmです。
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面積については(2) にありますね。
簡単に言うと
縦6m、横2mのトラックを
・1台単独でとめるには縦7m、横3mの敷地が必要。
(前後左右50cmずつだから、縦+1m、横+1m)
しかし、何台も並べて置く場合は「車両相互間が50cm」空いていれば
いいわけですから、前後左右を自社事業用トラックで囲まれているものに
ついては
・縦6.5m、横2.5mの敷地が1台あたりに必要。
(並びの端になるものについてはやはり敷地との境のために+50cm必要)
となります。
自分の後50cmと後のトラックの前50cmは重複しますし、
自分の右50cmと右のトラックの左50cmは重複するので、
並べれば本来前後1m必要なのが50cm、本来左右1m必要なのが50cm、
とずいぶん節約することができます。
よく使われている増減車届出の2枚目の用紙の最下段には
積載量ごとに1両当り必要収容能力が下記のように決められているように
7.5トンを超えるもの:38平方メートル
2.0トンロング超〜7.5トンまで:28平方メートル
2.0トンロング:20平方メートル
2.0トンまで:15平方メートル
見えますが、それに縛られる必要はありません。
3トンでも短いものは28平方メートルじゃなくて20平方メートルでいい場合も
あるでしょうし、超長い2t積載のトラックもあります。
トレーラヘッド(トラクタ)について言えば、積載量はものすごく大きいですが、
幅約2.5m、長さ約5.6mが多いですから、
さきほどの計算でいけば
(2.5+0.5)×(5.6+0.5)= 18.3(平方メートル)
ということで20平方メートルもあれば足りますよね。
最大積載量が7.5トン超えているからと言って38平方メートルで計算したら
倍程度損してしまいますね。
40ft用の長いトレーラだったら素直に計算したら38平方メートルでおさまらない
ものもあります。
だから積載量ごとの上記目安はあくまで目安として、
現在のように多様な構成となっているトラックについては
きちんと面積を求めた方が先々のことを考えるといいでしょう。
これを機に必要面積の再計算と、自社の車庫面積を整理してみてはいかがでしょうか?
また、車庫を移転した場合に、なくした車庫を減らさずにそのままにしておくと、
監査のときに確認された場合、それはそれで指導事項となるので併せてご注意お願い
します!
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